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平成17年度発達障害医学セミナーは、2006年2月18日(土)、19日(日)、後楽園会館(東京:飯田橋)にて「発達障害の重複問題、合併障害、近接領域」をテーマとして開催されました。当日は関東、東北地方を中心に全国各地から115名のご参加をいただき、初日は9:00から16:20まで2日目は8:50から11:40まで熱心に受講されました。 参加者の皆様からの声として“子どもにうつがあると考えておく必要があると感じました”(「発達障害と不安障害・気分障害」/猪子先生)、“トゥレット症候群についてよく知らなかったので、とても参考になり、日々の臨床に活かせそう。”(「発達障害としてのチック障害」/桑原先生)、“DAMP症候群については、初めて聞いたが、発達障害の1つのカテゴリーとして今後勉強したい。”(「DAMP症候群とは?/平林先生」、“歴史的流れから今日に至るまでの経緯などよく理解できた。”(「発達障害者支援法と医学診断」/原先生)、“発達障害の子どもの方が、虐待をされていることが多い、虐待のため、施設に入り、少しずつ良くなっていくこともあるということに関心を持った。”(「発達障害と虐待/下泉先生」等々の感想が寄せられました。中でも、十一先生の「高機能広汎性発達障害と触法行為」には、“触法行為との関連性について初めて学びました。”、“悲しいことではあるが、障害福祉に携わっている人間には、今一番考えさせられる問題だと思った。施設から地域への移行を思うと、世間に障害者=恐い・悪いでは困る。”、“これからの日本社会において、子育てがいかに難しいか、不安をおぼえました。コミュニケーションについて、深く考えるようになりました。”、“もっと長く時間をとって欲しかった。PDDの触法行為が日々現場で増えつつあることを実感している。”、“高機能PDDの触法行為は以前から取り上げられているが、多面的な見方での話は興味深かった。”、“「生まれた時から資質が違う」という言葉が印象深かった。”など多くの回答をいただき関心の高さをあらためて感じました。 社会の中でもクローズアップされ話題にあがることも多い今だからこそ、漠然とした不安やあやまった認識を越え広く発達障害の理解に努めていく必要性を確認できたセミナーとなりました。発達障害医学セミナーとして例年開催しておりますが、今後も更に発達障害の正しい理解と社会のニーズにこたえられる様な有用な場を提供していければと考えています。 |